草取りはテキトーに~楽々ガーデニング
草取りは大変ですね。のんびり楽しく
工夫してみるのはどうでしょう?
🟡草もよく見ると、かわいいです。気に入った草があったら、園芸用に格上げしてあげましょう。
🟡草取りを家族や子供と観察しながら行う、イベントに格上げしましょう。
道具、服装は長袖、帽子、園芸用手袋、虫除けスプレー、飲み物、お菓子などを用意。
🟡お庭を活用しましょう。
駐車場、歩道、遊戯スペース、物置など、家族の動きやすい動線を決めると、植栽の配置も決まり、草取りの手抜き方法も決められます。
🟡草取りをスポーツとストレス解消に使いましょう。
腰や膝が痛い方は、イスに座ったり、草刈り機や長バサミ、ホーなどで、立ったままの作業を。そのうち軽く動くようになります。
🟡虫も仲間に入れましょう。
お庭が、植物も虫も共生して、幸せに満ち満ちている感じを楽しみましょう。
被害を受けたときだけ、捕食する虫に手伝ってもらったり、退治します。
退治方法は、ゆくゆく。
葉の裏に虫の卵を見つけたら即、可燃ゴミへ!卵でしたら罪悪感も少ないので。
🟡草は根から抜かず、土を大切にしましょう。
抜いた草の根に土がついたまま捨てていますと、お庭の土が減ってしまいます。土の中には微生物がいっぱい!お庭の元気を支えています。命を育む土が出来るまでには気の遠くなるほどの年月がかかり、地球上には黒土ができないところもあるそうです。
ストレス解消したい場合は、思いっきり根っこから抜いてスッキリしてください。
その場合、抜いた草は、土つきのままコンポストにすると楽です。
*コンポスト:植栽くずや食材くずなどを土とともに発酵熟成、肥料化したもの。菌を使う方法や、容器もいろいろありますが、植木鉢の空いたものや、お庭のどこかに穴を掘るなどして、上から土をかけておくだけで大丈夫。
草取りはガーデニング。
お庭のデザインに合わせて工夫すると草取りは楽になります。
🟢細い通り道の草は根から抜きましょう。
踏み固められ、土が硬く締まって、三和土(タタキ)状になって草が生えなくなります。水たまりができないよう、高めにし、両サイドに水が流れるように。
🟢広い場所の草は、根を残して上だけ刈りましょう。
回転式や転がして草を刈り取る機械もありますが、広大でなければ、植木の刈り込みバサミで大丈夫。芝生の気分で。
🟢草は草で制す。草をグランドカバーにしましょう。
地を這うように増える草で、他の草が生えなくなります。
踏み込まない場所ならスギナ、スゲ類など背の高めのものも。
園芸種では、ヒメイワダレソウ、タイム、ヒメツルソバ、キンバラリア、ワイヤープランツなど。
🟢生えてくるものは、天のめぐみ。
鳥や風によって、種が運ばれ、いろいろ発芽してきます。
使えそうなものは、ありがたく頂戴しましょう。
うちは団地の2階ですが、三つのプランターで、育てたことのない花が咲きました。
美しい空色のロベリアで、母が亡くなる直前のことでした。
這性ロベリアで、以後、年々勢力は衰えるもののどこかしらのプランターで咲いてくれます。今年は紫色に近い花色になっていました。
やらなくていい三つの常識。
❌防草用に砂利を敷き詰める。
→→→草取りやゴミの掃除がめっちゃ大変です。
家周りの防犯目的で使う場合は、下に防草シートを念入りに。
❌花壇の柵。
→→→汚れや枯れ葉、落ち葉の掃除が大変です。
花壇の縁取りは植栽で十分できます。おしゃれにしたい場合は、レンガや石で。
❌肥料、殺虫剤をいろいろ用意する。
→→→化学物質はお庭に必要ないです。
化学物質は自然のサイクルに入っていないので、できる限り使わないようにしましょう。虫がつきにくいハーブや植栽の組み合わせ、天然素材で工夫できます。米のとぎ汁やメダカ、金魚の水も撒くだけで肥料になりますね。
まとめ~天候との闘い
長雨でお花が腐ってしまったり、強風でなぎ倒されてしまったり、気候変動で、栽培する植物選びも難しくなっていますね。
長雨豪雨対策は、鉢に植えて雨のかからない所に置く、床上げして水はけを良くする、花壇の水はけ工事、風通しを良くするなどいろいろ対策はありますが、
草は上だけ刈り取るだけで、水の循環の一翼を担ってもらい、元気に生き残る植物を尊重していくだけでもお手間が楽になります。